2012年2月26日日曜日

千葉

にゃろめたんと千葉へ行ってきた。






























鴨川シーワールドとマザー牧場。
寒くて震えながら食べたソフトクリームよ。

2012年2月5日日曜日

京都

京都へ一泊二日の旅行。


岐阜あたりの積雪のため、新幹線は徐行運転。
京都への到着が50分程度遅れた。

東北新幹線でそういうことはないのだけど、ニシは雪非対応なのか。




ということで到着時にはすっかりおなかがすいていたのでまっすぐ岡北へ。
出汁がとてもよかった。出汁でしっかりと味があるのいいな。

とろとろの卵、さくさくの海老天。
つるつるの饂飩にとろっとコクのあるカレー、しゃくしゃくの葱。
美味しすぎて京都満足した。翳りゆく体調にひとすじの光が。


バスで相国寺へ。特別拝観で法堂などに入れた、目的は古美術鑑賞。

狩野光信の法堂天井画の龍は圧巻。
小泉淳作の龍のような端正さと違った荒々しい魅力があってかっこよかった。
応挙の犬、宗達の蔦の細道の屏風、芦雪の象なども鑑賞できた。


これは夢窓の庭園。枯山水と苔、水路をもたせている。

市バスでぐるりと四条大宮まで、
電車だとすぐなんだけどフリーパス持ってるのでバス乗りたくなる。
なんかフリーパス買わないほうがいい気がしてきた。

イノダでコーヒーを飲む。本店はじめて行った。
京都にはよい喫茶がたくさんあるけど、イノダはいろいろなところにあって
便利なのでよく行く気がする。珈琲美味しいし、席もひろくていい。


このひは体調がいまひとつで、早々に宿へ向かった。
泊まったのは柊家旅館。


高級旅館のいちばん安いお部屋を予約した、
安いといっても私には高級すぎるし、いろいろと理由をつけて
だましだましで予約をしたのだ。


訪れると玄関におじさんがふたりもいらして、その雰囲気にくらくらしつつ
なんとか気を保ってフロントへ立つと予約した部屋より広いところを
用意してくださったとのこと、歓喜!なぜ?ありがとうございます・・



なんとも素敵な日本家屋に趣きたっぷりのしつらえ・・
緊張感でぎこちなく腰をかけるも部屋係のおねえさんがとても
きれいで、きさくで、とてもていねいにしてくださるのですぐに安堵し
くつろげてしまう。すごくよくて、感動した。感動とはこれか。


もちろん部屋にもおふろはあるのだが家族風呂を利用させてもらった。
冬の京都はからだの芯まで冷え切るほど寒く、
とにかくすぐにあたたまる必要があった。食事前にひとっぷろ。

お風呂の係の方、専門職があるのだ、その方がちょうどよく
あたためてくれたお風呂は快適で、じわじわとからだにあたたかみが沁みてしびれる。







高価な食材をあれこれと表情を変えて出される食事。
見た目にも御馳走、食べてなお。ひとくちひとくち感動で会話もはずむ。


たまたま節分であったため、食後にお豆と恵方巻きをいただく。


食後にお部屋でとっぷり2時間ほどひとリブロ、
寝酒に瓶ビールで就寝。翌朝ひとりで家族風呂再訪。
前日と異なるお風呂だった・・どちらも良くって素敵なので2回入るべき。




朝食、むっちりとした美味しいお豆腐は入れ物が機能派。
炭を入れておけるところがあって時間が経ってもあたたかい。


すばらしい旅館だった、
品のいい建築で、食事が美味しく、もてなしが心地良い。
柊がデザインされた食器や家具があちこちにあるなどの遊びも。また行きたいな。金ためよう。




三条大橋で弥次喜多と刀傷でたかまりつつ、京阪で七条へ。



三十三間堂。千手観音1001体の狂気はすごい。
湛慶の観音が好きだな、凛々しくすっとした輪郭がきれい。
風神雷神像できりりと〆た構成もよくて、何度訪れても面白い場所。


徒歩で東本願寺まで。東本願寺前のバス停で時間を確認すると10分程時間があったのですこしだけお邪魔した。


京都バスで西芳寺へ向かう。市バスとは異なり空いており、駅から乗らずともゆっくり座れた。
座席もひろびろとしているしせもたれも心地良くてよかった。

終点までは約1時間。運賃は270円でした。


嵐山のお蕎麦屋へ行くつもりだったが、時間的に微妙であったため苔寺近辺でお蕎麦。
苔と月、とろろ蕎麦が名物らしい。やわらかく甘いお蕎麦で海苔がよい味、美味しかった。


写経ができると思っていたら「今日は写経ないですよ」って
日によって変わるのか、、もともとやっていないのか、、予約のときちゃんと確認すべきだった。
てか高額拝観料+往復はがきの手間のわりにすし詰めで般若心経ご一緒に・・以上、って
そんなもんなのかな。東本願寺に納骨したときもマアそんな感じだったっけ。フム。




夢窓のお庭はよかった、様々な苔で覆われた園内をぐるりと一周。
光を纏うと苔がきらきらとしてきれい。




西本願寺。初めて来ました、唐門が豪華絢爛で立派でかっこうよかった。
阿弥陀堂内にしか入れず・・内部の襖絵が見たい、特別拝観いつでしょうか・・




前職同僚のお菓子やさん、松風のおみせに行くもあいてないため通過しそのままきんせへ。
カフェでコーヒー、ビール飲みたかったけど止められたので。でもすごく美味しかったので止めてくれてありがとう。



そのあとは丹波口まで散歩。
嶋原の門や角屋など、このへんに名所はあるけど観光客はわたしたちだけだった。

生活感漂う町を歩くのは興奮する。ベランダや玄関先ににおうその家の様子を覗くのが楽しい。


丹波口から電車で京都駅へ。旅も終わる。


旅の終わりは好きだ、日常へ戻る安心感がある。
私は、終わってしまう寂しさを感じるほど楽しい旅行をしたことがない。


京都ばいにゃん


伊勢丹地下にて和久傳のおべんとうを受け取る。つやつやとした鯛ちらしは絶品だった。
炊き合わせもしっかりとお出汁がしみてほんとうに美味しい。
すきなビールを飲むのも忘れてがつがつと食べた。


どんとおみやげ、ただいま東京。自宅用の食品ばかり買いこみ、誰にもおみやを買ってこなかった・・
既に友人と珈琲、もろみ味噌、お漬物、阿闍梨餅はいただいて余韻を楽しんでいます。