2012年12月29日土曜日

2012.12

来年の目標は昇給で、フレックス勤務になることです。

今年はあんまり展示行かなかった、結局〆はサントリーになった。


森と湖の国 フィンランド・デザイン

フィンランドデザインの展示は今年ふたつめ。青森県美で見たのは、フィンランドのデザインの歴史ずらりという感じだった。
サントリーのこちらはガラス製品を主に、ちらりと陶器などが置かれている。



カイフランクの生活を美しく、かつ機能的にという思想。
タンブラーやティーマなどは狭い日本家屋でも使い勝手が良く、多くの人に愛されている。

また、オイヴァトイッカのフローラ、タピオヴィルッカラのウルティマなど、現在も愛され続ける馴染み深い可愛らしい製品もあれば、
グンネルニューマンによる「花嫁のヴェール」のように、なめらかな形状とロマンティックな気泡が素敵な製品もある。

フィンランドのデザインには、キリッとすましたデカンタでも一般家庭に馴染む感じ、ぬくもりがあるね。
ガラス製品なんて本当に毎日使うもので。そこに気持ちのよいデザインがあれば、すこし気分がいい。
気分がいいですね。




マルック・サロのタンブラーは、以前フィンランド一人旅の際に父と母に土産で買ったんだけど、
これでビール飲むと泡がきめこまかくなってちょーおいしーって喜んでました、、
真偽不明だけど、そして娘土産補正かかってるだろうけど、
それでも田舎のデザイン興味なし人間が普段使いして、気持ちよくなってるって、気分がいいですね。。

あそうだ、タピオヴィルッカラのカンタレッリ、現在も生産中とのことなので見つけたら買おう。

インスタレーションは一部撮影可能。
アッ可能ってやると予測変換のはじめが「狩野」でぎょっとした。

2012年12月1日土曜日

2012.11

今月もひきこもりました!



大正・昭和のグラフィックデザイン 小村雪岱展

美しい装幀に惹かれて本を手にとる喜びよ。すごくよい体験なんだよね。紙ならではの「出会い」感。
けれど電子書籍でも、デジタルだからこそできる表現で実現してって、新しい価値が出てくるんだろうな。楽しみ。
そして電子書籍がもっとひろまったら共著本も売れるとよい。

さて、オータニの小村雪岱展では、雪岱が手がけた装幀がずらり。
大正〜昭和にかけて活躍された作家。和モダンな作品は現代でも好まれそう、洒落ています。
図案や色味が上品に可愛らしく、コレクションしたくなりました、、

「おせん」の装幀・挿絵を制作する際は、菱川師宣の美人画を参考にしたとありましたが、
風景や雨の描写はどことなく広重の面影があるように見えた。
大きな絵画作品を見たことがないのだけど、雪岱は浮世絵のような作品が多いのかしら。



篠山紀信展

47 GOOD DESIGN - 47都道府県のグッドデザイン賞 –

TOKYO FRONTLINE 2013 PREVIEW / TOKYO FRONTLINE ARTS: 小室貴裕 junaida 伊藤桂司 長野訓子

オフィスビルにギャラリーがあるの楽しい!お昼休みに同僚と行ってみた。
junaidaさんの作品の世界観がとても好きだと教えてもらってついていったのだけど、
確かにとっても独特な作品。やさしくて可愛らしい、幸せな気分に浸れました。
水彩ってこんな深い色味の作品になるんだねー。おもしろいな。

同僚はデザイナーで、作品の展示やグッズ販売なんかもしているので、展示方法なんかもしっかり観てた。
同業者の視点って独特だから興味深い。

篠山紀信は別日にひとりでチラリと。グッドデザイン賞は、えーこんなものまで!みたいなおもしろいのがあったり。
都道府県別っていうわけかたもおもしろい。土着の文化が滲みでる。




黄土とたいしゃの棒で塗る

先日、教室で塗ったものの、紙にドーサ抜けが多くもうひどい仕上がり。
今週から彩色に着手したいので、ちょっとごまかすべく塗ります。




墨や水干をまぜて、すこし焦げ茶のようにしたのだけど、、もうひどいわけで、、




膠を湯せんにかけてとかす。






黄土をつぶして






膠で溶きます。




水で薄めたら完成。




たいしゃの棒は





水で溶くだけ。




このふたつを混ぜて使います。




きれいに仕上がりますように、、