お花見をしてきた。
ひさしぶりに晴れました、土曜日。でも風が冷たくて寒い。
去年とおなじところにおなじともだちと、今年は近くで買った美味しい食事をもっていく。
寒い寒いサムイィィー。
休日の公園はおじい天国、鉄オタおじい歓喜の見せ場。
ジュパッポーーーーーーーーーーーーーーー
カチコチメンテ
早来迎っぽい!かっこいい
ごはん。サミーヨ。チキンカツサンドと焼鳥、サラダ。定番のカルピスソーダとお湯持ってきてインスタントコーヒー。
オイシーッ
こども天国!豆みたいだった、こども。こどもは走るし転ぶしよたよたしててかわい!
ふらふら、
タケだー
ニャー
ねむ.
ぐるっと公園ひとまわり。ついでに近くをお散歩ラララ!
シュパーン!シュパパパパパーーーーーーァッァッン
きれい。門の間からみる景色って絵みたいでいい、門が額縁ってことねバッサリ切り落とされた風景
キャー明王様ー
公園よりも桜がきれいに咲いてたし、朱赤に映えてとてもよい眺め。
大日如来像があったけど、四方に四天王を配置していてかっこうよかった。屋外というのも迫力が増していいね。
おみくじ買った。チューキッ・・・まあまあだね
五百羅漢を見てきた。Re: おじい天国!
きっとまたお花見したいね!
2012年4月7日土曜日
2012年4月2日月曜日
2012.03
美術館
虎屋のお雛様
ひさしぶりの根津美術館、隈さん設計の美しい建物は入口までのアプローチを歩いていると気持ちが高まっていいですね
今回の展示は虎屋のお雛様。江戸中期以降の蒔絵の雛道具や明治の雛人形たち。
雛道具に丁寧に施された蒔絵の美しさ、小さな品にここまでの細工をと、溜息交じりに感嘆の声がどこそこから聞こえる。
江戸中期くらいに贅沢品の取り締まりがあり、あほくさいけど高さ制限がおこって
職人はじゃあもっと小さいの作るってすごく小さい雛道具を作ってる。
爪より小さな椀に、なめらかな細工がされてあって、この執念と出来上がりの愛らしさにやられた。
かわいいなー。舐めたいくらいかわいい。
メインの文様は牡丹唐草、豪華な装飾が雛壇でしっくりおさまります。
たまに菊や花鳥文のものがあって、それがまたよい。漆黒が映えてはっと目を奪われる。
そうそう、貝あわせやかるた、投扇興といった遊具のミニチュア作品もありました。
時間がなくて第2・3展示室までしか見れなかった。。勿体無い。
第2展示室の近代日本画、とってもよかったです、
吉川霊華のやまと絵の愛嬌たっぷりな表情や、堂本印象の華やかな手鞠図。
あとは定慶の帝釈天の生々しい表情とずっしりとした体躯、ひさびさに拝観したけどかっこうよかったな。
法隆寺展
だだっと見た。蒔絵がすごくよかったなーって思い出しているんだけど、全体的にいまいち記憶にのこってない。
和のよそおい
松園・清方・深水を中心にした着物美人画の展示。といっても松園メインで、清方と深水はそこそこに。
エメラルドグリーンや銀箔などがあしらわれた作品が多い。明るく鮮やかな近代日本画の合間にすこし、錦絵。
歌麿の犬抱いた美人画もそこにあって、それからの松園を鑑賞する軸ができたように感じた。
松園の内からふんわりと光があふれるようなそれや、清方の愛嬌のある表情と細やかな装飾を纏った美人画。
深く考えずともすっとしみてくる感じ、きれいな女性を見てぽうっとなるような。見てて気持ちいい展示だった。
今村紫紅の大原の奥という作品が印象に残ってる。
感情のない目を落として、ほとんど生きてるかわからないような表情の女性だった。
メグロアドレス―都会に生きる作家
ぶっきらぼうに配置された(ように感じた)作品を前に、少し戸惑った。けど、木彫りも写真もドローイングも良かった。
なんだろうあの空間は。すごく勿体無い気がした。わたしなんか何もわかっちゃいないんだけどさ。
ミシンの映像と音楽はかっこよかったんだけど、できあがりの楽譜みたらDEATH SONGとかかかれててちょっとなえt・・
ところでペリアン展が来月からあるらしい。暇な時に行ってみよう。
Miriam Cahn "私のユダヤ人、原子爆弾、そしてさまざまな作品"
暗くぼうっとした輪郭のヒトの絵を見て、デュマスや銀座のギャラリーでみた女性画家(忘れちゃった...)がぱっとよぎる。
けれど、それよりもっともっと不気味さがあってどうにも気になっていた作家さん。見れて嬉しかった。
原爆の作品がどれもきれいなパステルカラーの水彩画、咲き乱れる花のように美しく奇妙。
それに比べてポートレートはたくさんの色を重ねたような暗く複雑な色をしていた。
展示を見て、爆弾とその被害者たちという安易な想像でその対比を強烈な印象のように感じていたけど
どうにも暗い気持ちにはならず、むしろすっきりしていたくらいで
あの作品の魅力はなんなんだろうと余韻に浸っている。カタログを購入。1800円。
垂直
おーたの作家さんの展示。垂直。
垂直って、少し宗教的な意味合いがあるのかな、知らなかった。
ウーリントヤの作品は国芳の戯画のように、びったりと人間がからまって上に登っているような、
人間が人間を伝って下にのびているようなふしぎな絵で面白かった。
OTAでたまに見れる草間さんの初期作品は、なんだか攻撃的で見ていて緊張する。
人見元基展|空想寝室 -少女と予兆-
木彫りの作品にアクリル絵の具で着色した作品群。精巧で愛らしく、どことなく気味の悪さを伴うような感じ。
植田 正治「砂丘モード」
お洒落な写真の展示。ファッション雑誌ででてきそうなかっこうよい写真でした。
さて
ボストン美術館 日本美術の至宝
待ちに待っていた、ボストン美術館展。仏画に若冲に蕭白と誰もが歓喜するラインナップ。
予定日は豪風だったため、延期してハレの日に訪れた。気持ちよく楽しく観たいので。
もともとフェロノサの収集品ということで、狩野芳崖の作品からすっとはじまる。いいですね、徐々に高揚する気持ち。
そして仏画。鮮やかな赤の残る馬頭観音や、ふんわり光を纏う象に乗った延命菩薩。しびれるくらいに美しかった。
拝み倒して絵巻へ移動。かわいらしいやまと絵で、ユーモアのきいたお話の吉備大臣入唐絵巻。
漫画を読んでいるようで楽しくとっても混雑していた、おもしろかったなー。びゅんと飛んでる絵なんかシュールで。
ちょっと体調悪くなりかけてて、人混みにも酔って、水墨画と工芸品を飛ばして近世絵画へ移動。
狩野派や若冲、光琳と、人間が喜ぶラインナップで震えていた。狩野派はみんな苗字が一緒だから覚えにくいんだけど、
江戸と京都で系譜を考えていけばすこし納得しながら見進められる気がする。勿論作品単位で好き嫌いを覚えてくのもいい。
探幽の作品は気品があって、気高く美しくて、他を寄せ付けない、ビシッとした・・・みたいな言葉が浮かぶ貧困な私ですが
ここで見たとりはころんとかわいらしく、応挙のような愛嬌があってよかったなー。空気を変える魅力があった。
幕府勢がこれでにやにやしてたのかなーとか妄想した。若冲のオウムもふんわりとした質感で感動したー。
しかし光琳。かっこいいです・・・なんなのこれ。宗達の波のやつみたことなくて、初このシリーズだったけど
先に光琳みちゃったよーかっこいいよ、松島に青を加えて、広重の箱根おもいだしたよ
山の緑に青を加える、鮮やかに描く、かっこよく図案化する、なに。。。興奮しすぎてまともな感想書けない
そして蕭白。蕭白のマジキチ絵画に体調不良が煽られてとりあえず御手洗に駆け込みました、
一段落して蕭白を堪能。故意に、絶対そう、醜悪に描かれた表情の人間や、距離感が狂う風景と、どうしてここまで
狂えるのかとびりびりと肌に感じながら、感動といっていいのか、ほとんど吐きそうになりながら凝視した。
なぜこんな絵を描くのか襖に・・・これはつまり誰かの家とか寺社だったろうに、こんな絵画に囲まれて談笑はできるのか。
虎屋のお雛様
ひさしぶりの根津美術館、隈さん設計の美しい建物は入口までのアプローチを歩いていると気持ちが高まっていいですね
今回の展示は虎屋のお雛様。江戸中期以降の蒔絵の雛道具や明治の雛人形たち。
雛道具に丁寧に施された蒔絵の美しさ、小さな品にここまでの細工をと、溜息交じりに感嘆の声がどこそこから聞こえる。
江戸中期くらいに贅沢品の取り締まりがあり、あほくさいけど高さ制限がおこって
職人はじゃあもっと小さいの作るってすごく小さい雛道具を作ってる。
爪より小さな椀に、なめらかな細工がされてあって、この執念と出来上がりの愛らしさにやられた。
かわいいなー。舐めたいくらいかわいい。
メインの文様は牡丹唐草、豪華な装飾が雛壇でしっくりおさまります。
たまに菊や花鳥文のものがあって、それがまたよい。漆黒が映えてはっと目を奪われる。
そうそう、貝あわせやかるた、投扇興といった遊具のミニチュア作品もありました。
時間がなくて第2・3展示室までしか見れなかった。。勿体無い。
第2展示室の近代日本画、とってもよかったです、
吉川霊華のやまと絵の愛嬌たっぷりな表情や、堂本印象の華やかな手鞠図。
あとは定慶の帝釈天の生々しい表情とずっしりとした体躯、ひさびさに拝観したけどかっこうよかったな。
法隆寺展
だだっと見た。蒔絵がすごくよかったなーって思い出しているんだけど、全体的にいまいち記憶にのこってない。
和のよそおい
松園・清方・深水を中心にした着物美人画の展示。といっても松園メインで、清方と深水はそこそこに。
エメラルドグリーンや銀箔などがあしらわれた作品が多い。明るく鮮やかな近代日本画の合間にすこし、錦絵。
歌麿の犬抱いた美人画もそこにあって、それからの松園を鑑賞する軸ができたように感じた。
松園の内からふんわりと光があふれるようなそれや、清方の愛嬌のある表情と細やかな装飾を纏った美人画。
深く考えずともすっとしみてくる感じ、きれいな女性を見てぽうっとなるような。見てて気持ちいい展示だった。
今村紫紅の大原の奥という作品が印象に残ってる。
感情のない目を落として、ほとんど生きてるかわからないような表情の女性だった。
メグロアドレス―都会に生きる作家
ぶっきらぼうに配置された(ように感じた)作品を前に、少し戸惑った。けど、木彫りも写真もドローイングも良かった。
なんだろうあの空間は。すごく勿体無い気がした。わたしなんか何もわかっちゃいないんだけどさ。
ミシンの映像と音楽はかっこよかったんだけど、できあがりの楽譜みたらDEATH SONGとかかかれててちょっとなえt・・
ところでペリアン展が来月からあるらしい。暇な時に行ってみよう。
Miriam Cahn "私のユダヤ人、原子爆弾、そしてさまざまな作品"
暗くぼうっとした輪郭のヒトの絵を見て、デュマスや銀座のギャラリーでみた女性画家(忘れちゃった...)がぱっとよぎる。
けれど、それよりもっともっと不気味さがあってどうにも気になっていた作家さん。見れて嬉しかった。
原爆の作品がどれもきれいなパステルカラーの水彩画、咲き乱れる花のように美しく奇妙。
それに比べてポートレートはたくさんの色を重ねたような暗く複雑な色をしていた。
展示を見て、爆弾とその被害者たちという安易な想像でその対比を強烈な印象のように感じていたけど
どうにも暗い気持ちにはならず、むしろすっきりしていたくらいで
あの作品の魅力はなんなんだろうと余韻に浸っている。カタログを購入。1800円。
垂直
おーたの作家さんの展示。垂直。
垂直って、少し宗教的な意味合いがあるのかな、知らなかった。
ウーリントヤの作品は国芳の戯画のように、びったりと人間がからまって上に登っているような、
人間が人間を伝って下にのびているようなふしぎな絵で面白かった。
OTAでたまに見れる草間さんの初期作品は、なんだか攻撃的で見ていて緊張する。
人見元基展|空想寝室 -少女と予兆-
木彫りの作品にアクリル絵の具で着色した作品群。精巧で愛らしく、どことなく気味の悪さを伴うような感じ。
植田 正治「砂丘モード」
お洒落な写真の展示。ファッション雑誌ででてきそうなかっこうよい写真でした。
さて
ボストン美術館 日本美術の至宝
待ちに待っていた、ボストン美術館展。仏画に若冲に蕭白と誰もが歓喜するラインナップ。
予定日は豪風だったため、延期してハレの日に訪れた。気持ちよく楽しく観たいので。
もともとフェロノサの収集品ということで、狩野芳崖の作品からすっとはじまる。いいですね、徐々に高揚する気持ち。
そして仏画。鮮やかな赤の残る馬頭観音や、ふんわり光を纏う象に乗った延命菩薩。しびれるくらいに美しかった。
拝み倒して絵巻へ移動。かわいらしいやまと絵で、ユーモアのきいたお話の吉備大臣入唐絵巻。
漫画を読んでいるようで楽しくとっても混雑していた、おもしろかったなー。びゅんと飛んでる絵なんかシュールで。
ちょっと体調悪くなりかけてて、人混みにも酔って、水墨画と工芸品を飛ばして近世絵画へ移動。
狩野派や若冲、光琳と、人間が喜ぶラインナップで震えていた。狩野派はみんな苗字が一緒だから覚えにくいんだけど、
江戸と京都で系譜を考えていけばすこし納得しながら見進められる気がする。勿論作品単位で好き嫌いを覚えてくのもいい。
探幽の作品は気品があって、気高く美しくて、他を寄せ付けない、ビシッとした・・・みたいな言葉が浮かぶ貧困な私ですが
ここで見たとりはころんとかわいらしく、応挙のような愛嬌があってよかったなー。空気を変える魅力があった。
幕府勢がこれでにやにやしてたのかなーとか妄想した。若冲のオウムもふんわりとした質感で感動したー。
しかし光琳。かっこいいです・・・なんなのこれ。宗達の波のやつみたことなくて、初このシリーズだったけど
先に光琳みちゃったよーかっこいいよ、松島に青を加えて、広重の箱根おもいだしたよ
山の緑に青を加える、鮮やかに描く、かっこよく図案化する、なに。。。興奮しすぎてまともな感想書けない
そして蕭白。蕭白のマジキチ絵画に体調不良が煽られてとりあえず御手洗に駆け込みました、
一段落して蕭白を堪能。故意に、絶対そう、醜悪に描かれた表情の人間や、距離感が狂う風景と、どうしてここまで
狂えるのかとびりびりと肌に感じながら、感動といっていいのか、ほとんど吐きそうになりながら凝視した。
なぜこんな絵を描くのか襖に・・・これはつまり誰かの家とか寺社だったろうに、こんな絵画に囲まれて談笑はできるのか。
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