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2015年4月12日日曜日

2014.10, 11



高野山開創1200年記念 高野山の名宝


サントリー美術館で高野山の展示♬なかなか旅行で行けない場所だからこうして展示で観れるのは嬉しい。
密教芸術品なので仏具・仏像・書・少しだけ仏画。曼荼羅。あ、そういえば蒔絵もあった。

中でも会場を広々と使った仏像の展示が素晴らしく良かったな〜!!
執金剛神立像の天衣や裳(であってる?)のなめらかな曲線、皺の美しいこと。筋骨隆々ながら細身で力強さをしっかり感じる。
土台の水墨画で観るようなざくざくとした岩も格好良い。
八大童子像のむちむちとした体躯、水晶の目がきゅっと凛々しく、けれどどこかあどけないんだよね。
やっぱり運慶快慶の仏像はカッコイイよなー。湛慶のも好き。

細部までじっくり鑑賞してもそんなに時間がかからないので、買い物ついでにまた寄りたいな。あーよかった。


test pattern [nº6] : Ryoji Ikeda


同僚に教えてもらって行ってきた。インスタレーション情報は疎いので嬉しい:)
確か金曜の夜、仕事終わりに行ったんだけど大混雑。1時間かそれ以上並んだかな?
展示鑑賞後に出たらさらに列が伸びていた。朝までやってるからか、遅い時間でも並ぶのね。

不思議体験でおもしろかった。禅寺にいるような気持ち?
ノイズもちらつく映像も不思議と不快じゃなくていくらでもいられる。そりゃ混むわー!なんか落ち着くんだもんここ!

tusimaさん(@tusima_)が投稿した動画 -


ヒカリ展


国宝展が脅威の大混雑でヒカリ展へ。
むつかしくって全然入ってこない!w常設のほうがおもしろそうだったなー。


2014年10月5日日曜日

2014.08, 09

ギャラリーとかも行ったけど、色々忘れてしまって備忘録的に。


イアン・ウー 「The Difference Between Your Mountain and My Couch」


とっても良かった。ネットで観るのとは全然違う印象。
(といってももう朧気にしか記憶してないんだけど)迫力があってかっこ良かったな。

画像検索に出てくる人がIan wooだとしたら、水口くんに似てるよね。ちょっとだけ。


美少女の美術史


I love 青森県美で、帰省の時に観た展示。良くって図録買ったー。


戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家



最終日に滑りこみ。図録は売り切れ、会場もたくさんのひとで賑わっていてびっくり。
展示は複数の名作住居建築についての紹介テキスト、写真、模型、図面、それにインタビューや住居の紹介動画。
紹介テキストや動画で、展示住居建築のコンセプトや建築家自身の考え方が垣間見えてよかった。
(じゃなきゃ建築学生向けの学問展示だなこりゃ)


住居という建築物に対する考え方を本人が述べていたり、子孫や住んでいる人によって伝えられていたり、
戦後から高度経済成長期を迎えた当時の日本のこれからの都市と住居のあり方をお話していたり、、、

写真や模型を観ただけじゃちっとも理解できない私が建築の特徴をぴたっと理解できた上に
建築家の熱、気持ちとか夢とか聞いていて、こっちまでぐっとあつくなっちゃったよ。

個人的に好きなのは菊竹清訓の「スカイハウス」だけど、
伊東豊雄の「中野本町の家」の私的なエピソードとその造形の美しさには涙が出たし、
増沢洵の「コアのあるH氏のすまい」のシンプル美にうっとりした。
知らない建築もあって発見が多かったのも楽しかったなー。

そういえばヘヴンリーハウス シリーズはそういえば続いているのかな、と調べたところ4巻で終わっちゃってたのね。
好きだったので残念。全部持ってるよ!また作ってほしい!


この展示の図録も再販狙って購入するぞ。



フィオナ・タン まなざしの詩学


フィオナ・タン大好き。なめらかで美しい映像、ふとカチッと違和感みたいのが走って、
見終えたときには全部すーっと心身に沁みてく感じ?(曖昧すぎてわけわからない)
これは「Rise and Fall」や「Cloud Island」を観て感じた印象。

でもシアタールームで上映されてた作品なー、、うーん、、
2作品とも思いが強いのはビンビン伝わるんだけど、みていて退屈だったなー、、、
私の感受性とか、知識の乏しさによるものなんだろうなーと思うんだけど。それでも理解しようと観ていたけども、つまんなかった。
けれど私的なもの含めて初期の作品群を評価したひとたちがいて、それでフィオナが(ミーハーな私のすきな)Rise and Fallを作成したんだもんね。
とか考えながらみてしもた。。寝て起きたらひねくれ性格なおらないかな。
上階の展示室の映像はどれもすきで、それはただただ美しくてうっとりぼーっと鑑賞していても満足できるからなのかも。
個人的に好きな美術というものがわかってかつなんだか自分の器の小ささを再認識した展示だった。フィオナ関係ないやんけ・・・

2014年8月9日土曜日

2014.06, 07

パスポートをとったので、ちまちま海外旅行しよっと。



現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより



ヤゲオ財団コレクションの展示。個人のコレクションとは思えない充実した内容。
また展示作品から透けてみえる所有者の好みや、作品購入の目的(部屋に置こうとか、そういう)のを推測するのも楽しい。
単純に作品も素晴らしい、てか私の好みのものばかり♡サンユウは初見だったけどもう大好き。
デュマス(すごくひさしぶりにみた!)とピーター・ドイグが並んで展示されているのも最高。

加えてこの展示が面白かったのは、現代美術の価値、つか時価を明記してたりする点。
美術としての価値、そしてその市場価値もあわせて鑑賞するって単純に楽しかった!



そのあとは常設をふらふら。


鏑木清方の大きな屏風絵。細やかな装飾はずっと観ていても飽きない、、
釘の部分を盛り上げ胡粉でわざわざ描くなんて、、美しすぎる。


東近美は吉川霊華の作品が鑑賞できるので常設の日本画はしっかり観ます。
美しい白描画。


Chim↑Pomの映像作品が良かった。



デヴィッド・リンチ展



デヴィット・リンチの展示をヒカリエ8FのTOMIO KOYAMAギャラリーでやってた。
なぜかクリス・カニンガムと勘違いして行ってOhってなった、、カタカナオボエラレナイヨ。


不気味な絵画作品。針で刺されるみたいな痛みを感じる、狂気を感じる絵だった。こえー。
でも印象深くて気になってる、、ので、ミッドの展示にも行ってみようかなあ。



徒然草―美術で楽しむ古典文学


美術鑑賞しながら古典文学を読む展示大好き。源氏物語とか楽しかったなー。
海北友松のほくほくとした可愛らしい絵柄にびっくり。大きな屏風・襖絵なんかしか観たことなかったから。
大迫力でけれど細部まで端正に描くひとがこんなほんわりした作品も描くんだーへー
・・・・って思ってたら海北友松じゃなくて友雪やんけ・・友松の子供・・か・・・・・・・・

予定の都合で1時間しか観れなかったので、かなり飛ばしながら観たのが残念。展示解説ほとんど読めてない。
図録で楽しもーと思ってたけど売り切れちゃってたし悲しい。



2014年6月25日水曜日

2014.02, 03, 04, 05

とっくに5月が終わってた。はやいなー。
週末は習い事と酒飲みに行くと終わってしまう、、のでほとんど展示に行ってない。

すっかり出不精。


Kawaii 日本美術―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―


キャッチーな展示タイトルに心を掴まれてひさしぶりに山種美術館へ行った。
2週連続の都内大雪の翌週の週末とあって入口付近で大行列。けど中に入るとそこまでじゃなかった。
さくさく鑑賞してるひとが多そうな感じで、ゆっくり観れました。若冲作品はみちみちしてたけど。

展示タイトル通り、それはもー可愛らしい作品がずらり。
現代の感覚的な"Kawaii"ではないものの、日本美術好きならキュンとくる感じ。たまらん。

樹花鳥獣図屏風は以前サントリー美術館で観たぶり。
展示ケースと作品の距離も近くてじーっと細部まで鑑賞できました。
プライスコレクションのほう、鳥獣花木図屏風か、あちらに比べるとギラッとした鋭さがあるような。

森狙仙の猿図ひさしぶり。可愛いー♥



開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」


建仁寺は京都市内(しかも祇園近辺)にあってアクセスも良いし、ひろびろとしたスペースも多くゆっくりできるので好きな寺。
よく訪問しているので様々な絵画の複製画は拝見しておりました。はじめて本物が観れる・・!と興奮しながらの展示。
ひさしぶりの東博。

書や工芸品や絵画、様々な芸術品が展示されており、建仁寺の歴史について学べる内容。
風神雷神図や海北友松の襖絵くらいを想定していたのでボリューム感にびっくり。書や工芸はあまりわからないんだけど。
で、宗達の風神雷神図!ちょーーーかっこよかったーーー!!
等伯の松林図屏風依頼かも。絵の前に立って、ふわっとぞくぞくしたものが降りてくる感じ。


本館では光琳の風神雷神図屏風が展示。



観たのは2度目ですがやっぱりいまいち、赤や黒が強く(いい絵具使ってるんだろうなー)、風神雷神がすっぽり屏風に収まってる感じ。
なんだかつまらないなあ。

海北友松の琴棋書画図屏風も隣にあった。これは大好きです。端正で美しい。



日本の美・発見IX 日本絵画の魅惑


日本絵画をざっくりとまとめた展示でかいつまんで楽しめる。
展示作品がテーマに沿った象徴的なものでわかりやすく勉強になるし、とっても好みのものばかり。
抱一の風神雷神図屏風も展示されていたので東博とあわせて観ると琳派巨匠の風神雷神図屏風コンプリート!でしょうか。

ひとにフォーカスをあてずに絵画の歴史みたいに観るとらくに観れて素直に楽しめる感じする。幸せ。
良い展示でした。



のぞいてびっくり江戸絵画 -科学の眼、視覚のふしぎ-


想像と違う展示でびっくりした!そして、江戸絵画をこういうふうに展示されてるのを観るのははじめて。
ふるい絵画で新しい体験ができるって素晴らしいなー。とっても楽しかった。

レンズを覗いて鑑賞する作品で、見知らぬおばあちゃんと静かに盛りあがりました。


2014年2月18日火曜日

2014.01

あけましておめでとうございます!
今年は学生時代の自分に戻って、勤勉に過ごそうという気持ちです。input & output。



クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美


クリーブランド美術館の日本美術コレクションが来日。
トーハクの平成館の第1、2室での展示となっていて、平成館まるごとだと思ってたのでびっくり。
入館料安いからあれとは思ったんだけどこういうことなのね。人間国宝展は行かなかったんだけど共通券にしても良かったかな。

薄図屏風が良かった。地味だけど!なんか雰囲気は鈴木其一。あんな端正さはないけど宇宙感が・・。
これは和歌の色紙を貼ってた台紙的な屏風らしく、なのでこういう(地味な)装飾になったんだろうなーとも思うんだけど
そうでなくてもこの屏風だけでもいいですね。なんかいい。秋草のしなだれた描写好きです。
色も綺麗な緑で、穂はほとんど目立たない程度に少し。

渡辺始興の燕子花は茎が描かれず水面から葉と花だけがぷっかり出ているような作品で、どことなく奇妙。
しかし細部が美しい。花びらの折り返しやすらりと伸びた葉先ものびやか。
ど迫力の光琳作品に比べると余白がだいぶ多く、また描写の端正さもあって上品に感じる。

屏風の上下で金銀に分かれた呉春の青天七十二芙蓉図は居間に置きたいモダンな作品。
箔のうえにきれいに墨がのってた(ような記憶が)。これと、横に花器なんか置いたら部屋がいっきに華やかになりそう。素敵。

帰り際、本館もゆっくり鑑賞。


七十一番職人歌合絵巻の模本。楽しい絵。


ずっと梅が描きたいと思っていたので参考に。
やっぱりうねる幹とすっとのびる枝、みたいなふうに描きたいなあ。
景観としてじゃなくて梅メインに感じ良く描けたらいいけど。



日本美術院再興100年 特別展『世紀の日本画』


世紀の日本画!
日本美術院の再興からちょうど100年を記念して近代日本画の巨匠たちをふりかえる展示とのことで、なるほどね。
近代日本画だと鏑木清方や吉川霊華みたいな線画の美しいひとや、村上華岳のようなゆらゆらしたひとが好き。

で、今回来てわかった。私は日本美術院のひとの作品が好きじゃない。
惚れ惚れするほど上手なんだけど、どうもいまいち、、と思っていたひとの共通点はこれかーとひとり納得。納得?



国宝みうらじゅん いやげ物展 in TOKYO


パルコミュージアムにていやげもの展〜♬最高に笑いました。
ダッチワイフを隣に並べてみうらじゅんがいやげものに語る映像がとっても面白かったし、長くて大満足。
この展示のあとに旅行先でいつもは入らないお土産屋さん入ってあったあったーwってひとりで笑ったり。。
あとひく楽しい展示。もっかい見たい!


2013年11月4日月曜日

2013.07, 08, 09, 10

月記すら続かないひと。
暑すぎてじっと家にいるような夏だった。秋まで続いたのか。美味しいごはんたくさん食べた。



Wild, Passionate and Sticky Things 京都美術の130年


これとっても良かったです。




谷澤紗和子×土田麦僊のやわらかくて暖かくてぬめっとしてる、胎内っぽい作品がとっても気持ちよかったな。



とげとげしいとか、意味深なふうとか、現代アートを観るとつかれるなあと思うことが多くなってきてて、
なんというか純粋に、すっと入ってきて気持ちいいとか楽しいとか、そもそも美しいとか
そういうのを求めているんだけど、この谷澤さんの作品はそれにかちりとはまった感じで本当に良かった。
美術館やギャラリーのなかでぼーっとしてしまう体験はひさしぶりで、うるさいようだけどとても気持ちよかった。



曼荼羅展 宇宙は神仏で充満する!


神仏降臨してたっぽくて奇声あげてるおばさんいて不快だった。うるさいよ・・・・。

展示はとてもおもしろかった。曼荼羅は美しいし、説明も丁寧で理解が深まって満足できる。
神仏様々な曼荼羅をずらりと観ていくとなんとなく体系的に理解できた雰囲気もあって嬉しいです。



LOVE展


想像してたのと全然違った。
初音ミクがいるというのはなんかで見て、だから勝手にメディアアートで描く現代の愛的な展示想像してた。



草間彌生の作品は写真オーケー。にょきにょきしてて気持ち悪かった。


やくしまるえつこのやつおもしろかったな。こどもが「ドラえもん」て言ったら、字面もそのままに歌ってて驚いた。
浅田家の写真もあった。いいなあ。

全体的に雑多な展示だったけど、さくさく観るには楽しめた。




しかし観にいってない展示多すぎ・・。
めちゃ楽しみにしてた谷文晁も、竹内栖鳳も、大妖怪展も、あれもこれもどれも観にいかなかった。
夏に良い展示もってくるのつらいな、、毎年行き逃してばっかりだ、、

夜間開館してほしいなあ・・・・・・・・・・・・・・


2013年7月13日土曜日

2013.06

気がつけば終わっていて、梅雨もあけて夏だ。
ひさしぶりにボノミーで食事をしたり、好きな焼き鳥屋へ通ったり、食事は充実した6月。展示はほぼ行かず。



国宝 大神社展


好評そうだった大神社展、終了間際にようやく訪問。想像以上の大混雑に驚いた。
曼荼羅とか、細見美の鹿の作品とか、好みのものはあったけど、全体として印象に残ってないかなあ。
日本全国から国宝かき集めて展示ってすごいと思うけど、結局展示期間などは限られてしまって一度の訪問で全部観れるわけではなし。
豊国祭礼図屏風なんかも豊国神社でのほうがちゃんと観れて満足度高かった。

本館で観た絵画。


一遍上人伝絵巻。踊念仏の様子。



花鳥図屏風が見事。端正で綺麗です。



英一蝶の作品数点。素朴で可愛らしい。


土佐光則の貝図。どことなく琳派のような雰囲気。お洒落。
本館いいなあ。すいてて快適。はじめて地下の売店行ったけど、光琳の燕子花蒔絵の缶箱素敵でほしくなった。いつか買お。


あとはヒカリエのギャラリーでいくつか展示観た




益子焼の作品の展示。
ぼってりと愛らしい益子焼の木とか可愛い。



2013年6月2日日曜日

2013.05

伊丹でやってる棚田康司の展示が観たかったのに、行かなかったことを後悔してる。
前日までの京都旅行を満喫しすぎてちょっと疲れちゃったんだけど、行くべきだったよな・・・。

そういえば、色々なところで虎の絵を観たのだけど、狩野山雪のぬめっとしたのが一番好きだったなー。
虎展も行きたかったけど遠いねえ。


今月はよく観よく呑みよく食べました。旅もしたし。初夏は楽しいなあ、季節の移り変わる時期はいい。



カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-




一番印象に残ってるのは、イームズのチェアに座って眺めるイームズハウスの映像。愛を感じるあたたかい映像だった。

ミッドセンチュリーって、若いころまわりの多くが憧れてたような記憶がある。
ポップでかわいくて、けど田舎の実家にはない洗練されたふうなデザインで。
その頃はまだコルビュジェとかプルーヴェとかヤコブセンとかは知らなかったんだけど、それでもイームズは知ってた。
なんかそういうのもあってか、ちょっと懐かしい気分に浸った展示。

椅子のことしか書いてないけど衣類や工芸品、工業製品からライフスタイルまで盛りだくさんな内容で面白かった。



フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣展


入ってすぐにどーんとメインの「貴婦人と一角獣」タペストリー。クリュニー美術館同様に、ぐるりと展示されていた。
このタペストリーの展示スペースから放射線状に、紹介動画、同時代の関連作品などの展示スペースが配置されている。
その構成のおかげで、他の展示物を観たあとにまた貴婦人と一角獣の展示室へ戻り、少し前とは異なる視点で鑑賞することができる。
あくまで貴婦人と一角獣をじっくり魅せるための展示、といった印象。
タペストリーの細部についての映像はおもしろく、その後に観るタペストリーはまた新鮮に感じることができる。

まあ、細部どうこうやそれぞれの違いよりも、あの薄暗い展示室のまんなかでぼーっと眺めるのがすごく良かった。
神秘的で、なんか不思議な気分になる。一番好きだったのは聴覚。

ところでなんで獅子?はスルーされてるんだろ。貴婦人と一角獣て。



「北斎漫画」展


舟越桂観にいったらやってたのでふらり。しかし結構なボリュームで見ごたえあります。
しなやかな肢体の槍付きおじさん、DMにもなっていたけどかわいかった。楽しい展示。



舟越桂 新作版画展





舟越桂の彫刻の、スフィンクスには神々しさを感じてしまうのですが、版画で観るとアンニュイな変態にみえた。
というのは、背景が白い方。背景が黒い方は立体的で、鑑賞者の感情をゆさぶる感じ。ざわざわしました。
ひさびさに彫刻も観たいなー。



山口晃展 ~付り澱エンナーレ老若男女ご覧あれ~


なんだかんだ出不精になり、長いこと展示で観ていなかった山口晃。多分タブロイドギャラリー以来だな、、
展示最終日、夜遅くに駆け込んだのですが、行ってよかった。とっても面白かった〜〜。
ひとりでにやにや、おっ、あー、、なんて小さな声をあげつつ。知らない人もみんなそういうふうで、小さな発見と驚きを楽しんでるのがとても良い。

時間が限られていたので絵画作品を中心に、澱エンナーレの映像も観たり。楽しかった。



フランシス・ベーコン展



ベーコン展。
国立近代美術館の1Fでの企画展。そこまで混雑していなかったのと作品数が少なかったこともあり、
一点一点をじっくり鑑賞できる、映像もしっかり楽しめた。

ベーコンは作品を金縁の額に入れ、ガラスを通して鑑賞することを推奨したという。
すると、油絵独特の凹凸やぬめっとした質感がフラットになる。私はプリントを観ているような気分になった。
映り込みがあるのは嫌だけど、作品と鑑賞者の間に明確な隔たりを持たせるというのは興味深い。
こんなグロテスクな作品をでかでかと作っておいて、最後にフィルター(ガラス)を設置するというのはなんとも矛盾してる感じ。

そもそもベーコンを初めて観たのはこの国立近代美術館の常設だった。
実際今回作品をまとめて観て思ったけど、やっぱり気持ち悪いとか怖いっていうより、
マットで上品な質感のオレンジやピンクがきれいだとか、ぐにゃぐにゃにひん曲がった顔や肢体が格好良いとか感じたなー。
展示の中では、土方さんのダンスが一番生々しくて気持ち悪くて嫌な感じがした。


常設も相変わらず良かったし、ギャラリーでやってたオリンピックの展示も格好良かった。
今なお新鮮さを感じるデザイン。


吉川霊華の白描画。美しい線。


草間彌生の、とても気持ち悪いぐにゃぐにゃ。



河鍋暁斎の能・狂言画


彼が能の師匠のもとへ通っていたことはなんとなく記憶にあったけど、ここまで傾倒していたとは。
というくらいに、能や狂言の場面の作品が躍動的に描かれている。構図も楽しく、その様をほわーっと想像できる作品ばかり。
のびやかな線や丁寧な装飾が観ていて気持ちよかった。下絵の展示も多くて、その筆あとのなめらかさに恍惚。ほんと素晴らしい。



夏目漱石の美術世界展



西洋東洋問わず、夏目漱石の作品で言及のあった、もしくは彼が好んでいた作品の展示。
いやー、絶対趣味あう!とか思いながら観てた。どれもこれも私の好みの作品ばかりで本当に楽しかった。
ウォーターハウスやターナーなどは実際作品を観るのは多分初めてだったと思う、虜になってしまった。

そしてこの展示は、作品と関連する漱石の文章も展示されているところもまた魅力的。
彼の書いた書籍の中で絵画作品の描写が引用されていたり、そのまま画家名・作品名で登場していたりする。
絵画の文章化の表現力にドキとしたり、またそれを読んで絵画作品を見返すと新しい発見があったり。
絵からストーリーを連想させたりするのってロマンチックで素敵だな〜。



オディロン・ルドン―夢の起源― [PDF]


私、今期アニメは「悪の華」にドハマリしておりまして。
そのモチーフになっている華と、ルドンのチラシの蜘蛛がそっくりなので気になって観に行ってきました。

なんとボードレールの悪の華の装丁や挿絵をルドンが描いていたとのこと。
アニメの華ではないけれど、刺々しいダークな絵柄がイメージ通り。なるほどね。

しかしルドン・・・絵ヘタすぎない?観てられなかった。
下手なひとが一生懸命気持ちの悪い絵を描くと、こんなに狂気じみた気持ちの悪い作品になるんだと思ったくらい。
進撃の巨人に通ずる「これ以上はちょっと無理、、」を感じていたら最後に東郷青児の大きな作品。後味良くて、ちょっとスッキリ。


「もののあはれ」と日本の美


「もののあはれ」という言葉をひもときながら、日本の古典美術を味わうとっても楽しい展示。
展示作品も、絵画や蒔絵や器や鐔など多岐に渡り、それぞれの装飾にしみじみともののあはれを感じることができる。

鈴虫に使った青貝の怪しげな色味が美しい野々宮蒔絵硯箱、全体に散りばめられた金地がほろろと輝く土佐光吉の賢木屏風。
梨地の蒔絵をずらずら眺めたあとに観る漆黒に波紋がきりりと格好良い梅月蒔絵文台。
蘆雪の薄靄がかかったような月夜にうっとり、月夜山水図。沃懸地に銀鋲で露を模した蒔絵伽羅箱も良かったなあ。
絵画も工芸品も一点一点が、サントリー美術館の素敵なライティングにぱっと映えて美しくって息がもれるよ。

サントリー美術館で日本美術に興味を持って、そして毎回毎回新しい発見ができるのだ。幸せ♡場所も良い。