2012年5月5日土曜日

京都

京都へ行ってきた、また。


青森から伊丹へびゅんと飛行機。そこからバスで1時間。エアポートバスってどこも便利だね。
ホテルへ荷物を預けて、徒歩で東寺へむかう。


東寺では春の特別公開で五重塔が拝観できた。心柱を囲む仏様と壁には羅漢図。
金堂の薬師如来と、講堂の東寺といったらの立体曼荼羅。トーハクのときとは別格の凄みがあった。梵天かっこうよい。





帰省途中の友人と待ち合わせて宇治の平等院鳳凰堂へ。
平安貴族道長の別荘地と思っていたんだけど、どうやら頼通が寺としたらしい。じゃないと院なんて言わないよな、勉強不足。
ピロティのような構造は、機能としてではなく見ためだけのためにできているように感じる。
前庭から建築を眺めると、左右対称で隙がなく、ただただ美しい。

鳳凰館では宝物の展示。雲中供養菩薩が踊り舞う様子がかわいらしくってすごくよかった。愛らしい体躯でのびやかな像。
来迎図などでさらりと描かれる供養菩薩たちが、ひとりひとり主役となっている展示。感動した。



曇り空ですこし残念だったけれど、藤もきれいで満足。晴れた冬の日にまた来たい。宇治、虫やばかった。



夜の食事は伊勢丹和久傳にて。5000円で京懐石が食べれるということで。美味しかった、それに雰囲気もよくって満足。




帰省する友人を見送り、ひとり宿へ。今回は九条のアンテルームを予約した。GWにもかかわらず早めに予約したので1泊5000円。
名和さんの作品でお出迎え。至るところにアグレッシブな作品が展示されていてテンションあがる。
こんなデザインホテルに安く泊まれるなんて嬉しいー。サービスも程良くて、部屋もとってもきれい、下手なビジネスホテルより全然。




ふつかめ。生憎の雨、市内を散歩がてら移動するというのもだるいなー、じゃあ大原まで。バスで1時間ほど。



三千院へ行ってきました。行きたいと思いつつなかなか足がのびない遠いところも、一人旅なら気分次第でさっといけて便利。




雨に濡れた新緑と花々がきれい。庭園がとても豊かで、市内とは全然違う雰囲気が漂っている。
木々が高く生い茂り、その中にひっそりと佇む往生極楽院で観る阿弥陀仏はとてもありがたいもののように感じた。

今回は秘仏である不動明王像も拝観できた。手とつながる紐をたらすなんて工夫が楽しい。
こういうのって昔からあったものなのかナー。


市内に戻り、細見へ。江戸琳派展をやっていて、当日は後期の展示初日だったようでエントランスには長蛇の列。
すこし迷ったけど秋草みたいなーと思って並ぶ、それほど時間もかからず入場でき、かつ入場制限のおかげでスムーズに見進められた。



その後は国立博物館へ。近衛家の名宝展で、書物がすごく多かった。絵画や工芸品は2割程度。



三十三間堂とか智積院とか東福寺とか行こうかなーと迷ったけど、伊勢丹寄っておみやげまとめ買いして宿に帰っちゃった。
残してた作業をちょっとだけ進めた。でもこの進捗だとまだ怒られそう。




みっかめ。アー


今日はくもりだ、市内を徒歩で散策するかなーという感じでスマートにモーニング食べに行くと長蛇の列!
朝ごはん食べるのに並びたくないわ・・知恩院へ。


知恩院では三門が特別公開になってた。急な階段のぼって上へ、すごい高いー
探幽が描いた龍図、極楽浄土の天井画がきれいでした。



円山公園を抜けていく、蜂が多くてひとりごとばっかり言ってた。半泣きで歩いてた。





高台寺へ。一度だけ来たことがあるけど、こじんまりとしていてかわいいお寺で好きだ。
各所に説明員の方がいらして、ていねいにお話ししてくださるのもありがたい。じっくり見進められる。
庭園では今年限定らしい、龍のインスタレーションがあった。




おむかいさんの圓徳院へ。石庭の荒々しさは桃山時代代表的な庭園らしい、新緑に映えてかっこいい。

圓徳院を出るとめのまえすぐに。掌美術館。様々な蒔絵がたまらん美しさ。秋草菊桐紋の優雅さにうっとりと。
単庵智伝の虎図は、独特の表情で今まで見たことないような虎さん、龍図と並べば中央から光が射すようになり
ピカーンズズズ・・ってかっこいい!単庵智伝知らなかった、ちょっと調べてみよう。





京都らしい小道を抜けて建仁寺へ。ここ大好き!建物内が広々としていて、ひんやりした廊下をひたひた歩く。
複製画だけど宗達の雷神風神図屏風も観れて、襖絵も充実している。




しんみりお庭、どーんと法堂。建仁寺は何度訪れてもよいなあ、アイホン用に雷神風神のシールを補充。


念願の空也上人像を拝観に六波羅蜜寺へ。小さなお寺は大混雑、大河の影響ですね!平清盛おもしろいもんね
空也上人像は想像以上によかったー。




efishでおひるごはん。ひさびさに寄ったけどとっても気持ちよいー。豆かれー多すぎ!カフェなのにしっかりごはん。




五条通をまっすぐ進む。島原は角屋へ行きます。きんせは残念、閉まってた。


新選組のしたっぱの刀傷!壬生から近いし、新選組はよく通ったらしい。でもツケをずーっと払わなかったから出禁!
それを知らずに訪れたしたっぱがマジギレで刀振り回したとのこと。あほか、かねはらえ





揚屋の台所。ひろい!かまどもたくさん、献立なんかもあったけど、しっかりコース料理でびっくり。
箪笥になってる階段を登ると宴会場があって、台所から直接運べたみたい。


修理の終わった西本願寺へよりみち。立派なお堂内。夢のような極楽浄土の絵は絢爛!





ひさしぶりのひとりたび、満喫!でもやっぱ食事は友人がいたほうが楽しいよね・・

2012年5月4日金曜日

青森帰省について記録

おばあちゃんの一周忌のため帰省してきた。


4泊5日の長期滞在だったので、お母さんと県美に行った。ちょうどフィンランド展をやってる。
まっしろだった県美も、随分と色が剥げたなー。きれいにしたりはしないのかな。



フィンランド展は幅広く、フィンランドの風景画から始まり、神話や工芸、建築ではアアルトの椅子なども。
ムーミンの原画やイッタラやアラビアにマリメッコと人気のある作品はひろくスペースがとられてて嬉しい。
ヘルシンキのデザインミュージアムで観たノキアとかソニエリは展示がなかったのがちょっと残念!


県美名物、青森犬。ぬっぺりと愛らしい人気者。青森名物がアスパムから犬になった。









めいっこがかえってきた(もとい弟と義妹がかえってきた)。
むちむちとふとって重くなってた!カワイーカワイー





暇なときに家のうらを散歩した。中学校までの道のりが、当時は砂利道だったのだけど舗装されてた・・・


砂利道でよくこけたなー。これじゃもうこけないね。安心ですね。

テニスコートがさら地になってたり、校舎がさびついてたり(これは当時からだっけ)。







不法侵入になるのかな。中には入ってません!(鍵しまっててはいれなかった)