2014年6月25日水曜日

2014.02, 03, 04, 05

とっくに5月が終わってた。はやいなー。
週末は習い事と酒飲みに行くと終わってしまう、、のでほとんど展示に行ってない。

すっかり出不精。


Kawaii 日本美術―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―


キャッチーな展示タイトルに心を掴まれてひさしぶりに山種美術館へ行った。
2週連続の都内大雪の翌週の週末とあって入口付近で大行列。けど中に入るとそこまでじゃなかった。
さくさく鑑賞してるひとが多そうな感じで、ゆっくり観れました。若冲作品はみちみちしてたけど。

展示タイトル通り、それはもー可愛らしい作品がずらり。
現代の感覚的な"Kawaii"ではないものの、日本美術好きならキュンとくる感じ。たまらん。

樹花鳥獣図屏風は以前サントリー美術館で観たぶり。
展示ケースと作品の距離も近くてじーっと細部まで鑑賞できました。
プライスコレクションのほう、鳥獣花木図屏風か、あちらに比べるとギラッとした鋭さがあるような。

森狙仙の猿図ひさしぶり。可愛いー♥



開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」


建仁寺は京都市内(しかも祇園近辺)にあってアクセスも良いし、ひろびろとしたスペースも多くゆっくりできるので好きな寺。
よく訪問しているので様々な絵画の複製画は拝見しておりました。はじめて本物が観れる・・!と興奮しながらの展示。
ひさしぶりの東博。

書や工芸品や絵画、様々な芸術品が展示されており、建仁寺の歴史について学べる内容。
風神雷神図や海北友松の襖絵くらいを想定していたのでボリューム感にびっくり。書や工芸はあまりわからないんだけど。
で、宗達の風神雷神図!ちょーーーかっこよかったーーー!!
等伯の松林図屏風依頼かも。絵の前に立って、ふわっとぞくぞくしたものが降りてくる感じ。


本館では光琳の風神雷神図屏風が展示。



観たのは2度目ですがやっぱりいまいち、赤や黒が強く(いい絵具使ってるんだろうなー)、風神雷神がすっぽり屏風に収まってる感じ。
なんだかつまらないなあ。

海北友松の琴棋書画図屏風も隣にあった。これは大好きです。端正で美しい。



日本の美・発見IX 日本絵画の魅惑


日本絵画をざっくりとまとめた展示でかいつまんで楽しめる。
展示作品がテーマに沿った象徴的なものでわかりやすく勉強になるし、とっても好みのものばかり。
抱一の風神雷神図屏風も展示されていたので東博とあわせて観ると琳派巨匠の風神雷神図屏風コンプリート!でしょうか。

ひとにフォーカスをあてずに絵画の歴史みたいに観るとらくに観れて素直に楽しめる感じする。幸せ。
良い展示でした。



のぞいてびっくり江戸絵画 -科学の眼、視覚のふしぎ-


想像と違う展示でびっくりした!そして、江戸絵画をこういうふうに展示されてるのを観るのははじめて。
ふるい絵画で新しい体験ができるって素晴らしいなー。とっても楽しかった。

レンズを覗いて鑑賞する作品で、見知らぬおばあちゃんと静かに盛りあがりました。


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