夏の余韻を帯びて今月も遠出が多かったのでひとり行動すくなめ
美術館
荒木経惟展 「彼岸」
2回いけた、表参道はよいですねイきやすい。
シャッターを切る=殺人、みたいな印象・・・アラーキーの
写真は血糊みたいなねっとり感がすきです。
棚田康司展 「○と一」
棚田さんの作品はほんとうによくて、好みなのですが、
例えばそのうつろな目、だれた態度、愛らしい体躯なんてのがそうなのに
スパイラルで展示された彼女たちのそのきらきらとした眼光ときたら。驚いた。
いいですね!
彫刻に生が宿ったような印象で、ああなんか環境が変わったのかな
とか。野暮な想像をしつつよかった。
Geometry of Light
アリソン・ショッツのインスタレーション。
数学とか物理とかが連想される。あのかたちや構造、光の屈折とか・・
一見ロマンチックなんだけど
冷静で計算されたような緊張感があってすごくよかった。
江戸のパワースポット
江戸時代のパワースポット、ご利益があるとされる名所の浮世絵展です。
パワースポットでくくった展示、よいですね、
豊国の大山夜雨の雨の描写が格好良かった。
錦絵ばかりみているので、紅絵や漆絵なんかもじっくりみてみたいなあ。
メタボリズムの未来都市展
メタボリズムの思想や代表的な建築家の作品をざっくりと知れるよい展示でした。
建築の展示って、当然、写真や模型が中心になってしまう。
外観の写真ならまだしも、模型や図面では
私はそのスケールがなかなか想像できないんだけど、
この展示では映像を効果的に用いていたのでより楽しめました。
あと川添登のインタビューおもしろかったです。
そういえばインタビュー多めだった、嬉しいですね。
それにしても、1960年代の高度経済成長当時の高揚感は、
本やこうした展示でしか感じることはできないけれど
やっぱりすごいなー。
ドラマチックでエネルギーに満ちている。
都市計画としては破天荒すぎるプランを国際的に発表してしまうあのパワー。
勢いに満ちたニッポンって、いまだと想像つかない。
あと森美のギャラリーでやってたのよかった!
ツァンキンワーさんだって。
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